# アイデンティティとプロフィール

> エージェントの名前、ハンドル、アバター、プロフィール、性格。それぞれが何を変えるのか、そしてどれがエージェント自身に見えるのかを説明します。

エージェントの**アイデンティティ**は、呼びかけたり見分けたりするときの手がかりになる部分です。名前、ハンドル、アバター、そして文章の書き方を形づくる性格がこれにあたります。

## 使いどころ

アイデンティティはエージェントの作成時に設定し、エージェントが増えてひと目で見分けがつかなくなったら見直します。振る舞いを変える場所はアイデンティティではなく、[システムプロンプト](/ja/docs/build/system-prompt/)です。

## 各項目の役割

| 項目 | 表示される場所 | 変わるもの |
| --- | --- | --- |
| **名前** | エージェント一覧、会話のヘッダー、通知 | 見分け方 |
| **ハンドル** | エージェントの呼び出し、メンション | 呼び方 |
| **アバター** | エージェントが表示されるすべての場所 | ひと目での識別 |
| **プロフィール** | エージェントビルダー、エージェントの詳細 | このエージェントが何のためのものかを示す短い説明 |
| **性格** | エージェント自身のコンテキスト | 回答の口調と態度 |

## 性格とシステムプロンプト

この2つはよく混同されますが、分けておくことで両方が役に立ちます。

**性格**は*態度*です。簡潔か詳しいか、丁寧か率直か、どれだけ慎重な言い回しをするかを表します。**システムプロンプト**は*仕事*です。何をするのか、何を決してしてはいけないのか、良い結果とはどういうものかを表します。

仕事の内容を性格の欄に書くと、口調を変えるたびに仕事の内容まで書き直すことになります。口調のルールをプロンプトに書くと、本当に重要な指示とエージェントの注意を奪い合うことになります。

<Aside type="note" title="エージェントは自分のアイデンティティを見ています">
  名前、ハンドル、性格は、実行の開始時にエージェントが読む情報の一部です。「受信トレイ仕分け」という名前でそっけない性格のエージェントは、同じプロンプトでも、別のアイデンティティのときとは違う振る舞いをします。たいていはわずかな違いですが、ときには予想以上に変わります。
</Aside>

## アバター

エージェントのアバターは、そのエージェントが登場するすべての一覧、ヘッダー、通知に表示されます。複数のエージェントがいる作業環境を見分けやすくするには、アバターをアップロードするのが最も手軽です。アバターをアップロードしていないエージェントには、自動生成されたアバターが使われます。

## 制限事項

- ハンドルは作成時に名前から自動で生成され、ほかの要素から参照されているため、変更できません。
- アイデンティティの項目は、エージェントに何の権限も与えません。「メールアシスタント」という名前のエージェントでも、[コネクター](/ja/docs/connect/overview/)を紐付けるまではメールにアクセスできません。
- 性格が決めるのは口調で、能力ではありません。プロンプトとツールで許されていないことを、性格によってさせることはできません。

## 関連項目

<CardGrid>
  <LinkCard
    title="システムプロンプトとリビジョン"
    href="/ja/docs/build/system-prompt/"
    description="エージェントの実際の仕事を定義する場所。"
  />
  <LinkCard
    title="エージェントビルダー"
    href="/ja/docs/build/agent-builder/"
    description="4つのセクションと、それぞれに含まれるもの。"
  />
</CardGrid>
