# 会話

> エージェントとのスレッドです。何を覚えているのか、いつ新しく始めるべきか、プロジェクトにどうまとめるのかを説明します。

**会話**は、1つのエージェントとの間で続いていくスレッドです。エージェントがコンテキストとして読む履歴を保持し、アプリを閉じても残ります。

## 使いどころ

会話は、エージェントと作業するときの基本の形です。話題が変わったら新しい会話を始め、同じ作業を続けている間は既存の会話を使い続けます。

## エージェントが読むもの

[実行](/ja/docs/work/runs/)が始まるたびに、エージェントはいま参加している会話からコンテキストを組み立てます。そこに、プロンプト、関連する[メモリ](/ja/docs/capabilities/memory/)、さらに会話がプロジェクトに属していれば[プロジェクト](/ja/docs/capabilities/projects/)のコンテキストが加わります。

エージェントは、ほかの会話は読みません。同じエージェントとの2つのスレッドは互いに独立しています。スレッドをまたいで持ち越すべきことは、メモリかプロジェクトに置きます。

## 新しく始めるか、続けるか

| 新しい会話を始める | 既存の会話を続ける |
| --- | --- |
| 話題が変わった | 同じ結果を磨き上げている |
| スレッドが長く、行き詰まった試みでいっぱいになっている | それまでの履歴があるからこそ良い回答になる |
| [改善を繰り返す](/ja/docs/build/iterating/)中で、まっさらな状態から比較したい | エージェントが作業の途中 |

長いスレッドにはコストがかかります。スレッド内のすべてがモデルの注意を奪い合い、やがてはコンテキストウィンドウも奪い合うことになります。3つの話題を渡り歩いたスレッドは、焦点を絞った3つのスレッドよりも悪い回答を生みます。

## 履歴と作業への復帰

会話は新しい順に並ぶので、直前まで使っていたスレッドが一番上にあります。開くと、各実行が行った[ツール呼び出し](/ja/docs/work/runs/)も含めて、履歴全体が復元されます。

あなたが離れている間も作業は続きます。実行の途中でアプリを閉じても実行はサーバー上で続き、戻ってきたときには結果がスレッドに入っています。[実行](/ja/docs/work/runs/#バックグラウンド実行)を参照してください。

## 検索と整理

作業を続けるうちに、スレッドはたまっていきます。一覧を使いやすく保つための機能が4つあります。

- **検索**は、タイトルだけでなくメッセージの本文も対象にします。会話の名前ではなく、会話の中で交わされた言葉から探せます。
- **ピン留め**すると、会話が一覧の一番上に固定されます。毎日開く会話に向いています。
- **名前を変更**すると、最初のメッセージから endue が生成したタイトルを置き換えられます。タイトルは要約であって、あなたが選んだラベルではありません。残しておく会話は、名前を変えておく価値があります。
- **アーカイブ**すると、終わった会話を削除せずに一覧から外せます。アーカイブしたスレッドも検索でき、再び開くこともできます。サイドバーに表示されなくなるだけです。

**リンクをコピー**すると、その会話へのリンクがクリップボードに入ります。これは自分用のブックマークで、共有のためのものではありません。リンクを開くには、あなたのアカウントが必要です。

## プロジェクトにまとめる

複数の会話が同じ作業に関わっているときは、[プロジェクト](/ja/docs/capabilities/projects/)にまとめます。プロジェクトの中で作業するエージェントはプロジェクトのコンテキストを読むので、スレッドごとに背景を説明し直す手間を省く、いちばん手軽な方法になります。

<Aside type="note" title="会話は1つのエージェントに属します">
  会話の相手は1つのエージェントです。同じ問題に2つ目のエージェントを関わらせたいときは、そのエージェントとの会話を始めます。コンテキストを共有させたい場合は、両方に同じ[プロジェクト](/ja/docs/capabilities/projects/)を割り当てます。
</Aside>

## 制限事項

- 会話を別のエージェントに移すことはできません。
- エージェントは互いの会話を読みません。同じエージェントでも、自分のスレッドをまたいで読むことはありません。
- 非常に長いスレッドは、いずれモデルのコンテキストウィンドウを超えます。現実的な解決策は新しい会話を始めることで、長く残すべきことはメモリかプロジェクトに移しておきます。

## 関連項目

<CardGrid>
  <LinkCard
    title="実行"
    href="/ja/docs/work/runs/"
    description="ターンごとに何が起きるのか、それをどう読むのか。"
  />
  <LinkCard
    title="プロジェクト"
    href="/ja/docs/capabilities/projects/"
    description="関連する会話をまとめ、エージェントに共通のコンテキストを与える。"
  />
  <LinkCard
    title="メモリ"
    href="/ja/docs/capabilities/memory/"
    description="エージェントが会話から会話へと持ち越すもの。"
  />
</CardGrid>
