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パーソナルアシスタントから endue のエージェントに仕事を渡す

Grok Bot、Muse、dots、Claude Duet は一日中そばにいてくれます。それでも、その仕事のために組んだチームが要る仕事があります。endue の MCP サーバーでアシスタントが endue のエージェントに仕事を渡す方法、外に出ないもの、いま接続できるアシスタントをまとめました。

左側の吹き出しが、コネクターを通じて右側のハブにつながっている図。ハブには、互いに結ばれたエージェントのノードが6つあります。

この秋、ほぼすべての AI ラボから、常に動いているパーソナルアシスタントが登場しました。SpaceXAI(旧 xAI)の Grok Bot、Meta の Muse、ChatGPT の dots、Anthropic の Claude Duet です。一日中そばにいて、予定を把握し、細かな用事を片づけてくれます。

ただ、何でもこなす一人では足りない仕事もあります。週次の市場ブリーフなら、いつもの情報源を知っている調査役、チームの文体で書ける執筆役、チェックリストを持ったレビュー役がほしくなります。このチームを endue に一度作っておけば、その仕事が来たときにアシスタントが呼び出せます。両者をつなぐプラグが MCP です。

手短に言うと

  1. アシスタントはこれまでどおり窓口です。 あなたの一日を知っていて、どの仕事に専門家が要るかを判断します。
  2. endue のエージェントは専門家です。 それぞれが一つの仕事のために、専用の指示、モデル、スキル、コネクターを備えています。
  3. プラグは endue の MCP サーバーです。 必要なのは URL ひとつとキーひとつです。
  4. 中身はあなたの手元に残ります。 プロンプト、メモリ、連携したアカウントは endue の中にあり、送信や削除はこれまでどおりあなたの承認を待ちます。

1. 窓口とチーム

3列のアニメーション。人がアシスタントに、今週の市場ブリーフを下書きしてチームに送るよう頼みます。中央では MCP 呼び出しのログが伸びていきます。list_agents、market-research への invoke_agent、実行が続く brief-writer への invoke_agent、get_session、fact-check への invoke_agent、そして承認を待つ送信リクエスト。右側では endue のエージェント3つが「MCP オン」から「完了」に変わり、承認カードが本人に確認し、アシスタントがブリーフを送ったと報告します。
MCP での例:依頼ひとつ、エージェント3つ、そしてあなたに戻ってくる承認ひとつ。

この例で、アシスタントは得意なことをしています。依頼を理解して、どの部分を誰がやるかを決めます。endue のエージェントは、それぞれ一つの部分を受け持ちます。

実際に使うときに大事な点が二つあります。およそ50秒を超える仕事では、まずセッション ID が返ってきて、答えはアシスタントがあとで受け取ります。執筆役がブリーフを送ろうとすると、そのリクエストはあなたに届き、実行はあなたの返事を待ちます。

2. endue 側で作るもの

仕事の形を決めるのは、こちら側です。

  • エージェントは、あなたが選んだ部品で組み立てます。 変更履歴が残る指示、モデル、自分で書くか GitHub や GitLab から取り込むスキル、コネクター、そして直接接続でつなぐ自前の MCP サーバーや HTTP サーバーです。
  • エージェントが学んだことは積み重なります。 メモリが覚えたことを保ち、時間をかけて整理します。プロジェクトを使えば、複数の会話に同じコンテキストを持たせられます。
  • 仕事の進め方はあなたが決めます。 指示とスキルでやり方を定め、スケジュールを使えばエージェントがひとりでに動きます。
  • 広げていく余地があります。 Pro プランからはエージェントの数が無制限になり、Max からは API とスキルの呼び出しも無制限です(料金)。

3. 線を越えるもの、残るもの

点線の MCP ラインで二つに分かれた図。アシスタントに渡るもの:エージェントの名前と説明、モデル・スキル・コネクター・チャンネルの概要、回答とセッション ID、実行状態。endue に残るもの:システムプロンプト、メモリの中身、コネクターに連携したアカウント、保存したキーとヘッダー、デバイス。下には、送信と削除は必ずあなたに確認するという注記があります。
アシスタントに見えるのは、エージェントを選んで答えを読むのに足りる分だけ。残りは endue の中に残ります。

エージェントビルダーの MCP セクションには、エージェントごとにスイッチが二つあります。どちらも最初はオフです。

  • MCP でこのエージェントを実行:これがオフだと、エージェントは一覧には出ても、実行はできません。
  • コネクターとアウトプットも許可:これがオフだと、MCP 経由で来た仕事はコネクターもアウトプットも使いません。

外から呼び出す側は、モデルを選ぶことも、ステップ数を変えることも、メモリに書き込むこともできません。MCP 経由で来た仕事がデバイスを使うことはありません。MCP の会話はすべてサイドバーのそのエージェントの下に並び、どのキーとどのクライアントから呼ばれたかも表示されます。

4. 接続する

3つのステップを示すアニメーション。1つ目、「設定 → アカウント → MCP 接続」の「接続を作成」で接続を作ります。キーは一度だけ表示されます。2つ目、エージェントビルダーで「MCP でこのエージェントを実行」をオンにします。3つ目、URL と Authorization ヘッダーをクライアントに貼り付けます。endue サーバーの URL と Bearer キーが入った設定が「接続済み」に変わります。
URL ひとつとキーひとつ。ヘッダーを送れるクライアントなら、どこからでも使えます。

Claude Code では、コマンド1行です。

claude mcp add --transport http endue https://platform.endue.ai/mcp --header "Authorization: Bearer sk_..."

Cursor では ~/.cursor/mcp.json に書きます。

{
  "mcpServers": {
    "endue": {
      "url": "https://platform.endue.ai/mcp",
      "headers": { "Authorization": "Bearer sk_..." }
    }
  }
}

これで、アシスタントは次の4つのツールを使えるようになります。

ツール できること
list_agents あなたのエージェントを最大50件まで、MCP で実行できるかどうかとあわせて一覧にします
get_agent エージェント1つの概要を返します:モデル、スキル、コネクター、チャンネル
invoke_agent エージェントに仕事を渡し、答えをセッション ID とともに返します
get_session まだ実行中の仕事の答えを受け取ります

詳しくは MCP サーバーのドキュメントにあります。

いま接続できるアシスタント

endue の MCP サーバーは、ヘッダーで渡されたキーを受け付けます。OAuth でしか接続できないクライアントは、まだ使えません。2026年10月29日時点の状況は次のとおりです。

クライアント 現状 理由
Claude Code、Cursor、VS Code 使えます ドキュメントに名前が挙がっているクライアントです。URL とヘッダーを追加してください。
Grok Bot (SpaceXAI) まず試してみてください Bot は URL で MCP サーバーを追加できます。公式ドキュメントは OAuth でのサインインを説明していて、キーのヘッダーには触れていません。
Muse (Meta) まず試してみてください MCP サーバーを追加するメニューはありません。チャットで頼むと Muse がカスタムコネクターを作り、認証情報を安全なストアに保管します(Meta ヘルプ)。
Claude Duet (Anthropic) ヘッダー認証が有効な環境のみ Duet はあなたの Claude のコネクターを使います。ヘッダーを使うカスタムコネクターは、一部の組織向けのベータです(Anthropic)。
dots (ChatGPT) まだ使えません ChatGPT のカスタム MCP 接続が受け付けるのは OAuth、認証なし、mTLS で、独自の API キーは送れません(OpenAI)。

チームは、Claude Code や Cursor のように確実に使えるクライアントで作ってテストしてください。そのあとで、お使いのアシスタントで試します。サーバーの URL をヘッダー付きで追加できるアシスタントなら、同じ方法で接続できます。

では、何から始めればいいか

  1. いまのアシスタントがうまくこなせない仕事を一つ選びます。 週次ブリーフやサポートメールへの最初の返信のように、結果がはっきりした仕事が向いています。
  2. その仕事のために endue のエージェントを一つ以上作ります。 一つのエージェントには、仕事の一部分だけを任せます。
  3. 「MCP でこのエージェントを実行」をオンにします。 答えが問題なさそうに見えるまで、コネクターとアウトプットはオフのままにしておきます。
  4. 接続を作り、Claude Code か Cursor から試します。 エージェントの一覧を出してもらい、一つ実行させてみましょう。
  5. 同じ URL とキーをアシスタントにも追加します。 ヘッダーを受け付けるアシスタントの場合です。
  6. 最初の何回かはサイドバーで見守ります。 送信と削除の承認はあなたに届きます。

チームを作るのは一度だけです。そのあとは、アシスタントに一文伝えるだけで、そのチームが仕事を始めます。

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