エージェントと音声をつなぐ小さな判断:endue の Decision API
依頼から返答までの間に、いくつかの短い判断があります。実際の endue 画面とアニメーションで、モデルの自動選択と音声チャットの流れを紹介します。

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「Tin、来週の会議を移して」。長い返事を書く前に、AIには小さな判断が必要です。自分に向けた言葉か。どのエージェントが担当するか。どれほど深く考えるか。
endue は、このような判断に決定モデルを使っています。あらかじめ用意した選択肢から一つを選び、確信度を返す仕組みです。その後、選ばれたエージェントが作業して答えます。OpenAI も10月6日に Decisions API を公開ベータとして提供しました。ただし、現在の endue が使うのは OpenAI の新しいエンドポイントではなく、OpenRouter 経由の TypeSafe Jev Decisions API です。用途は似ていますが、提供元とリクエスト形式は異なります。OpenAI の公式ガイドと OpenRouter の Jev ドキュメントで確認できます。
画面で見える選択:モデルの自動選択
エージェントの Studio › Models › Auto selection では、軽い依頼と難しい依頼に使うモデルを設定できます。会話で「Auto」を選ぶと、endue は依頼の難しさを判断し、設定した組み合わせに従います。判断に失敗したり曖昧だったりすると、標準のモデルを使います。

エージェントを選ばずに送る場合も、名前と紹介文から担当を探します。合う相手がはっきりしなければ、設定した標準エージェントに送るか、自分で選べるようにします。複数のエージェントがいる部屋では、誰が答えるか、短い返事で足りるかも判断します。

決定モデルがするのは進む道を選ぶことです。予定の確認や情報探し、文章作成はエージェントが行います。
通話では「応答すべき言葉か」を先に判断
音声チャットでは、エージェントに電話をかけるように話せます。聞き取りモードが有効な通話では、声がまず文字になります。その文字と現在の状態から、返事をする、続きを待つ、聞き続ける、止める、といった選択肢を選びます。隣の人との会話なら割り込まず、「待って、まだ続きがある」なら待ち、エージェントへの依頼なら仕事を始められます。

作業中の「どこまで進んだ?」は進捗の質問として扱えます。「終わったら教えて」は報告方法の希望として読み取ります。エージェントからの質問への短い返事には、その質問も手掛かりにします。判断が曖昧、または利用できない場合は、決めておいた基本動作に戻ります。すべての音声通話で聞き取りモードが使われるわけではなく、アカウントと設定によって異なります。
最終的な基準は利用者が決める
確信度は、行動の許可ではありません。モデル選択が曖昧なら標準モデルに戻し、担当が分からなければ利用者に選択を返します。音声では、その状態で可能な動作だけを候補にします。エージェントが使うツールには、別の権限と承認のルールが適用されます。
試すなら会話で「Auto」を選び、Studio の試用欄に簡単な質問と複雑な質問を一つずつ入れてみてください。音声通話が使える場合は短い依頼を話し、作業中に進み具合を尋ねると、画面で一連の流れを確かめられます。
2026年10月10日時点。外部 API の公開状況は OpenAI の変更履歴と公式ガイド、Jev の応答形式は OpenRouter の公式文書で確認しました。画像は endue 製品画面の例です。


